本校では、教育活動・学校運営などについて短期的・長期的な目標を設定、その達成に向けての取り組みの適切さについて毎年自己点検を実施し、保護者(学校関係者)などからの評価を受けています。これは先行きを見通しがたい現代社会において必須の活動です。さらに、この結果を保護者(学校関係者)に公表することで、学校への理解と信頼を深め、連携をはかることにつなげています。
この学校評価をもとに、本校では日々のミーティングと全体カンファレンスを積極的に活用しながら、課題についての共通理解と協力体制を築き、迅速に改善できるよう実践を積み重ねています。
以下、生徒アンケートおよび全学年の保護者を対象としたアンケートの結果を抜粋してご紹介いたします。
生徒については入学して1か月を本校で過ごした1年生へのアンケート結果を紹介します。やはり一番気になるのは、学校に楽しく通えているかどうかだと思いますが、実に99%の1年生が「とても楽しい」、もしくは「楽しい」と回答しています。しかも59%が「とても楽しい」への回答です。また、自由記述で「入学前に不安だったこと」を尋ねると、やはり「友人関係」に集中していました。しかし、入学後1か月で、100%の生徒が「解決した」と回答しています。また、学習に対する不安の声も多く聞かれましたが、自由記述で「山梨学院中学校に入学して良かったこと」を尋ねると、50%以上の生徒が「授業が分かりやすい、楽しい、教え方が上手」と回答していました。他に多かった回答は、「友達がいい・優しい」「先生がいい・優しい・面白い」「先輩が優しい」「部活動が楽しい」などです。恵まれた仲間・環境の中、山梨学院中の生徒は未来に向かって日々努力しています。
全学年の保護者を対象としたアンケートでは、学校生活の根幹となる授業において、「学校は魅力ある質の高い授業を実践している」という項目に対する肯定的な回答が95.3%と、非常に高い評価を得ています。また、「学校は大学入試改革への対応を意識した取り組みをしている」という項目についても、肯定的な回答が92.8%となっており、中学校の段階から大学入試を見据えた指導を行っていることに関してもご理解をいただいております。その他にも、保護者が安心してお子様を預けられる学校であることを示す「学校は生徒一人一人を理解し、大切にしている。」「学校は効果的な情報発信を行っている」などの項目でもすべて95%前後の肯定的な回答をいただいております。そして何よりも保護者の方にとって最も気になるところである「本校にお子様を入学させて良かったと思っている」への設問に対して93.2%の方が肯定的な回答を、しかもそのうち実に65.0%の方が、つまり約3人に2人の方が最も肯定的な「あてはまる」と回答しています。今後も山梨学院中学校は真摯に人生100年時代を生きていくための礎を築く中学校づくりに努めてまいります。