各教科の特色

国語
「理解する力」と「表現する力」を思考力や語彙力を向上させながらさらに高めていきます。
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〈エンドポイント〉

1. 国語の本質-「理解する力」と「表現する力」を高めます。
2. 自分の考えを表現し、「伝える力」を高めます。
3. 「言葉」に対する興味関心を喚起し、豊かな感性の育成をめざします。

整理し理解する力の上に「伝える力」や語彙力をプラス。

国語科では、主体的に学び、可視化を意識したノートづくりを通して、自分の頭で整理し「理解する力」を養います。また、創作活動の機会を多く設け、学校ぐるみで作文や感想文のコンクール、弁論大会などへも積極的に参加・応募し、「伝える力」に磨きをかけています。さらに、漢字検定や日本語検定に多くの生徒がチャレンジしていることも特徴です。基本の5級からスタートし、高校生レベルの準2級や高校卒業レベルの2級合格を目標にしながら、語彙力の向上に努めています。

「ミニ図書館化」した教科教室で教養や感性、論理的な力も高める。

教科センター方式の導入によって、教科教室には国語の学習に関わるさまざまな文学作品や教材の集積が可能になりました。多感な中学生の時期にさまざまなジャンルの作品に触れる機会を増やしていくことで、教養や感性にも磨きをかけます。また、教科センター方式によって質問や課題について生徒と教員が日常的に接点をもつ機会が増え、生徒の論理的な思考力を高めることにもつながっています。

〈教科主任より〉
国語科主任 白須千尋

国語を通して養う読解力や理解力はすべての教科の基本となります。授業では表現力や語彙力の向上にも重点的に取り組み、言葉に対する感覚や感性を磨きます。隣接する特進コースの先輩から直木賞作家が生まれたことで、中学でも文学への興味を抱く生徒が増えたように思います。創作活動の機会を多く設けて、伝える力を高めていますが、同時に読書力をつけることにも力を入れています。毎日始業時間前の時間を、一斉読書に充てていることもその取り組みの一つです。3年間で、生徒一人ひとりが読みたいと思う本を各自100冊読破することを目標にしています。読書する習慣が身につけば、それ以上に素晴らしいことはありませんから。

社会
興味・関心を出発点に、社会の事象を多面的にとらえ、自分の意見を構築する力を身につけます。
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〈エンドポイント〉

1. 高校進学、さらには大学受験を見すえた高い学力の定着を図ります。
2. これからのグローバル社会で活躍できる21世紀型スキルを身につけ、自分の意見を構築・表現できる力を伸ばします。
3. 歴史能力検定の取得や各種コンクールにおける上位入賞をめざします。

出来事や事象を点で覚え点を結びつけて知識に変える。

社会科の授業で大切にしているのは、地理も歴史も公民もすべて、私たちの今の生活に関連しているという事実を生徒のみなさんに実感してほしいということです。そのために、授業では視聴覚教材や実物教材を積極的に活用しています。そして様々な事象や用語を「点」や「瞬間」として記憶するのではなく、それぞれのつながりに着目して、幅広くかつ奥行きのある知識へと育てていきます。覚える、忘れかけたころに再度記憶としてインプットする、を繰り返しながら知識の定着を図るとともに、単元ごとの到達度評価テストでしっかりとした記憶としていきます。

幅広い知識と視点、判断力、さらに自己表現力を習得する。

第二段階は、インプットした知識を生かしてアウトプットする力を備えること。自分の意見を構築し、いかに表現できるか、それが21世紀型スキルです。グループワークなどの協働学習を通じて、課題を発見し解決に導く力や他者の意見を聞き自己の意見を伝えるコミュニケーション力、さまざまな情報から正しいものを選択する批判的思考力などをしっかりと自分のものとしていきます。また、外部講師による授業や、コンクールへの取り組みなどを通じて多角的な視点を育みます。

〈教科主任より〉
社会科主任 川口洋

社会科を学ぶ醍醐味は、イマジネーションが広がることです。地理では、「世界の中の人々が今何をしているのだろう?」ということが想像できます。歴史では、かつてそこでどのようなことがあり、どういった経緯で今に至るのかを考えるとワクワクしてきます。公民では、政治や法律、経済などが自分の身の回りのことにどのように関わり合っているのかが見えてきます。ノートや資料集、黒板に書かれた文字からだけではわからない楽しさがあるのです。少しでもいいから、自分の外側や過去のことに目を向けてみませんか?

数学
数学の本質である「論理的な思考力」と大学受験を見すえた「幅広い計算スキル」を個々の理解度に合わせて習得します。
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〈エンドポイント〉

1. 数学的な考え方や根拠に基づいて物事を考える力を伸ばします。
2. 大学受験につながる幅広い計算スキルを身につけます。
3. 中学校卒業までに思考力検定準2級取得をめざします。
4. 高校1年生の内容を先取り学習します。

数学的な美しさを追求し、論理的思考力を身につける。

数学で大切なのは「幅広い計算スキル」と「論理的な思考」です。計算力は毎日のトレーニングで、スピードと正確性を向上することができます。論理的な思考は、「どうしてその答えになるのか?を考える習慣」をつけることがポイント。思考力検定は、論理的な段取りが整合していないと合格には及びません。それは言い換えれば、数学的に美しいことであり、パズルを解く楽しさに通じるものがあるでしょう。計算が得意なだけでは優位性は保てないのです。

個々の進度・理解度に合わせて効果的に学習。

大学受験を見すえて高校の授業を先取りしたカリキュラムを編成するとともに、習熟度・理解度に応じたクラス分けで一人ひとりに最適な学習を実施。学習単元ごとに到達度評価テストを行い、理解度の確認や不明点の洗い出しをして知識の定着を図ります。「今わからないこと」をそのままにせず、何をクリアすべきかを明らかにしてしっかりと解決して帰るのが理想です。さらに、能力や進度、理解度に合わせZ会のテキストを導入。添削問題を解き、返却された答案を納得するまで再検討します。

〈教科主任より〉
数学科主任 篠原章郎

数学はこれまで計算力や問いに対する正確な解答に重きが置かれてきました。高校や大学の入学試験で、スピードと正確性が問われてきたことがあるからでしょう。中学校では計算力や正確な解答に加えて、なぜそうなるかを問い、考えることも重要なのです。思考する力はトレーニングで身につけられるもので、力がつくと、考えること自体が楽しいと思えてきます。そして思考する力は、数学だけでなくすべての教科に通じるものでもあるのです。ゆっくりと時間をかけて、「考える時間を持つ楽しさ」を体験してもらいたいと思います。

科学
自然界の事象・現象に触れ、自然科学への興味・関心を引き出し、成果を知識へと変えていきます。
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〈エンドポイント〉

1. 中学校卒業時までに理検(理科検定)3級の取得をめざします。
2. 多くの実験を通じて、科学の持つ面白さを体験します。
3. 研究を通じて現象を理解し、伝える技術を身につけます。

科学の面白さを知るために見て触れる体験を重視。

科学の面白さは、教科書に書かれていることを読むだけでは得られません。自分の目で見て手で触れてみる〈実験〉から学ぶことがたくさんあります。実験や研究を通じて自然界に起きている出来事(現象)を理解していきます。さらに、学習した内容を定着させるために、反復学習を重ねていきます。理検(理科検定)3級に挑戦してもらいますが、資格取得が目的ではなく、それまで学んだことがどれだけ知識として定着しているかを確認することに重きを置いています。

プロセスとチームワーク、自己表現力を実験から学ぶ。

実験で重視しているのは、グループワークです。その中で得た実験結果をもとに考察し、議論を重ね本質に近づいていく体験は、物事を前へ進めるプロセスを学び、自分一人では解決できないことも解決できる手段を知る機会となるのです。もう一つ大切なのが、実験から得られた結果をどのようにしてまとめ人に伝えるかです。だれもが見てわかるようなレポートの書き方、表現のスキルも併せて磨いていきます。

〈教科主任より〉
科学科主任 成島秀樹

最近、身の回りの生き物に触れる機会が減っていませんか? 実は科学は、私たちのすぐ近くに出発点があります。空を見上げてみると……雲の動きや気流について詳しくなれば、天気図や気象衛星の写真を見て明日の天気の予測ができたりもします。夜空に光り輝く星も、光が何千万年あるいは何億年もかかって我々のところに届いていると思うと、何とも不思議な気持ちになります。そんなふうに、身近なところにあるものの、当たり前すぎて見過ごしてしまっていた現象をとらえ、それがどうして起きているのかを考えることにより、科学は日常生活で活かすことができるのです。

英語
「聞く」「話す」「読む」「書く」英語の4技能を高いレベルで統合し 真のグローバルな力を養います。
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〈エンドポイント〉

1. 1カ月間の海外生活ができる英会話力を身につけます。
2. 大学進学につながる高度な英文法の基礎を身につけます。
3. 英語で自分の考えを表現する力を身につけます。
4. 卒業時までに英検(英語検定)準2級の取得と3000語以上の語彙習得をめざします。

「聞けるけど話せない」から「会話を起点に読む・書く・聞く」へ。

英語のニュースを聞いて、「内容はだいたい分かるけど、話せない」という人が日本には多くいます。これまでの英語教育は、「読む」「書く」を正確に行うことが重視され、正しい発音で話さなければいけないという意識が強く働いてしまうようです。会話は学問ではなく、最適なトレーニングが必要なのです。そして何より大切なのが、「自分が知っている英語で自分の考えを伝える」という経験。その先に会話があり、さらにコミュニケーションを図るために、語彙を増やそうという欲求が出てくるのです。

実用的な英会話力と大学進学のための英語力の両立を。

3年間の英語学習の集大成として、ホストファミリーや現地の生徒たちと会話を通じて交流を図るプログラムが用意されています。そこにいたるまでに、年次を追って段階的に話すトレーニングを積んでいきます。中学校での3年間は、高校での英語学習の基礎になるもので、その先さらに英語を学ぶベースでもあります。「話す」のレベルを引き上げると同時に、「読む」「書く」「聞く」の能動的な学習やZ会の演習(問題)を通して、ハイレベルな大学進学に向けた基礎を築きます。

〈教科主任より〉
英語科主任 野崎順

国際化が進む日本で、また世界を舞台に活躍していくうえで、英語を話す重要性がますます高まっていきます。だからといって、英語を話すことを難しく考える必要はありません。みなさんは日本語を話せますね? それならば、英語も話せるようになります。ネイティブスピーカーの先生との英語だけでの会話などで、気持ちを伝える楽しさと伝わる喜びを感じながら、一つひとつ話せることを増やしていきましょう。これから始まる次世代の英語学習の道のりを楽しむ気持ちで学ぶことができれば、英語が自分のものになっていきます。

音楽
クラシックからさまざまな国の音楽やあらゆる時代の音楽にまで親しみ、豊かな感性とゆとりある心を育みます。
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音楽の基礎理論を学び、音楽を通してさまざまな時代や地域の文化について理解を深めます。また、歌唱と鑑賞の二本柱を軸に、校内での合唱コンクールや室内管弦楽鑑賞などの行事、さらにプロジェクト学習の取り組みとも連携を図りながら、豊かな表現力の養成や価値観の形成にも努めています。 中学・高校での6年間は人生の中でも最も多感な時期であり、同時に最も成長が著しい時期でもあります。音楽科では、日本と世界の伝統的な音楽だけでなく、時代の異なる音楽など、生徒の心に訴えることのできる音楽に幅広く親しみながら、豊かな感性とゆとりある心の養成に努めています。

〈教科主任より〉
音楽科主任 保坂恒太

音楽室の視聴覚機器が新しくなり、より充実した設備の中で音楽教育を行っています。特に10月のオータムプロジェクトにおける校内合唱コンクールではクラスごとに自主的に練習を重ねていきます。そのような合唱活動の中で協調性を養い、リーダーシップのとれる生徒を育てることも目標の一つです。行事での合唱活動との連係を図りながら、音楽活動を通して一人ひとりの様々な表現力を高められるように努めていきたいと思っています。

美術
アーティステックな活動を体験し、美しいものを「みる・創る・しる」豊かな心を養います。
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美術には作品を目にして芸術的な美しさを感じる「鑑賞」と、自らの手を使って作品を制作する「表現」があります。表現には絵画、彫刻、デザイン、工芸の4分野があり、授業ではそれらをバランス良く学びます。同時に、道具の扱い方や新しい表現方法などをマスターし、3年次には学びの集大成として各学期に一つの作品づくりに挑戦してもらいます。身につけるのは、芸術家になるための技法・技術ではなく、実生活に応用可能なものづくりのための技術です。週1回の美術の授業を通して、豊かな情操を養い、生涯にわたり美しいものを「みる・創る・しる」ことへの前向きな原動力を養うことができるでしょう。

〈教科主任より〉
美術科主任 柳本睦美

美術は他の教科と違い点数化することが難しい教科です。評価となるのは、上手、下手ではなく、自分の思いを作品として表現できたか、他者の思いをどれだけ受け入れられたかという点です。受験科目ではないので、美術を学ぶ目的を見つけられない人がいるかもしれませんが、美術は生きていくために必要な栄養、ビタミンのようなものだと思います。ノートを広げ板書する授業とは違った時間を、思う存分楽しんでほしいですし、時が経つのも忘れてしまうほど作品づくりに夢中になってもらえたらと思っています。

保健体育
運動に親しむ習慣を身につけ、みんなで協力しあうチームワークの精神も学びます。
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保健の授業では心身の発達について理解を深め、健康な生活を保持増進していくための基礎を学びます。また体育実技では、各種のスポーツを通して運動に親しむ習慣を身につけます。5月のスポーツプロジェクトは、9つの係チーム毎に係活動を行い、縦割り総合得点で優勝を目指して競技を行います。生徒一人ひとりが自主的活動し創造力、計画力、表現力、団結力を体感できる行事です。
保健体育科では、授業・部活・学校行事を通して達成感、充実感を感じ取ってもらうことを目標にしています。
中高一貫校である本校は、全国大会で活躍している高校強化部が存在し、その指導者が中学校の保健体育の教科指導にも関わり専門的に指導することや、11月の強歩大会も中高合同開催で行われることも本校の特徴ともいえます。

〈教科主任より〉
保健体育科主任 中沢美枝子

5月のスポーツプロジェクトでは、全員が競技に参加するだけでなく、この催しが楽しく円滑に進行するように、競技係、演出係、応援係、集計係、衣装係など、生徒自身が“一人一役”を担って自律的に活動します、中学・高校での6年間は心も体も大きく成長する時期。充実した学校生活の中で精神的にも身体的にも健やかに成長していけるように、授業と学校行事を効果的に組み合わせながら、皆さんにできるかぎりのサポートをしていきたいと思っています。

技術・家庭
手を使って物をつくる経験から私たちの生活に密着した生きる力と知恵を育みます。
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技術・家庭は、ともに生活に大きく関わる教科。そこが他の教科と大きく異なる点です。学習を通じて身につけてほしいのは、「DIYにつながる基礎技術」「自分で献立を考えお弁当を作れる調理技術」「PCに関する知識と正しい情報モラル」です。それらはすべて、私たちが社会や家庭で生きていくために必要な生活の知恵といえるもの。ものつくりの楽しさを経験し、その経験から知恵と知識を得ることで「これからを生きる力」にしていくのです。伝統的な技法やものづくりに使われる道具にも、先人たちの知恵がふんだんに隠されています。それを知ることで知識に幅や奥行きができてきます。それがすべての学びの基盤にもなるでしょう。

〈教科主任より〉
技術科主任 澤登聰雄

身につけるスキルはプロ級である必要はありません。中学校における技術・家庭は、興味や関心をもつきっかけであり、高校、大学へとつなげていく導入部であるからです。そこで重要なのが、物事のなぜ?を見出し、この結果を得るためにはどうするか?を考える経験です。さらに、理論と実際の違いを目の当たりにし、手を加えることで物が変わっていく面白さ、自分の手でそれをしていく楽しさを知ってもらうようにしています。そうした経験は成功も失敗もそれぞれの中に知恵として蓄積され、必ず次の機会に活きてきます。

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